服装、装備をしっかり確認して、いよいよ耐寒登山の開始です。この5年ほどはお天気に恵まれ、真っ白い中のピカピカの愛宕山でした。今年は、あいにくの雨。京都市街から見える、霧にかすんだ不機嫌そうな愛宕山。スカウトたちもちょっぴり不安そうです。リーダーたちは、もっと、不安だよー!
色とりどり、カラフルなポンチョ集団です。雨の中をルンルンと、今は登り初めで余裕いっぱいのスカウト達。 |
30丁目の休憩小屋です。頂上は丁度50丁。半分と少し登ってきました。「もうちょっと行ったらアイスバーンになるから、アイゼンをつけな、あかんね」 |
8時55分、ボーイ隊オオカミ班を先導に、ワシ班、カブ・ビーバー隊と順次出発しました。登山道に入るといきなり急な上り坂、果てしなく石段が続きます。
だいぶ上の方まで登ってきました。眼下には墨絵のような神秘的な風景が広がります。 |
林の中や、陰には雪が少し残っていますが、道はほとんど解けてますが・・・うっかりすると、水溜りが凍っていてツル!1歩づつ足元を確認しながらの登り道です。 |
小さい子や保護者の参加もあるため、かなりゆっくりしたペースで行きましたが、最初にバテタのはBS隊初級スカウト達。「君らなぁ、いつも偉そうな事言う割りにはあかんねんなぁ。もっと粘り、見せて欲しいわ。」「そやけど、隊長、隊長かて息切れしてるんちゃうん?」「ギクッ!そら運動したら息切れかてするで。(ホンマはボクかて休憩したいんや。)いらん事言うとらんと、さっさと歩かなあかんで!」