ボーイスカウト豊中第20団 -> 技能章(平成15年度まで) (1) (2) (3)
 
49.搾乳章
(1)乳牛(山羊)の取り扱い方を知り、説明できること。
(2)飼料の質と量が牛(山羊)乳の品質、生産量にどのように影響するかを知り、説明できること。
(3)牛または山羊の搾乳ができること。
(4)電気搾乳器の操作法を知り説明できること。
(5)乳の殺菌、搾乳用器具、装置の取り扱い上注意すべきことがらを説明できること。
(6)乳の定日検査法を知り、これを実施した報告書を提出すること。
(7)乳の保存法を知り、二等乳のできる理由と、これを防ぐ方法を説明できること。

50.養豚章
(1)豚の品種について次の3種を見分け、それぞれの特質を簡単に説明できること。
  1)大ヨークシャー種  2)ハンプシャー種  3)ランドレース種
(2)生後6ヶ月までに与える豚の飼料について、1ヶ月ごとの種類、配合、分量、1日の回数、および給餌上の注意事項を記した給与表を作成すること。
(3)豚の体重を「体重簡易測定法」を用いて計量できること。
(4)仔豚登記と種豚登録の意義、その書類に記載することがらおよび提出時期、方法を説明できること。
(5)豚の次の病気について、それぞれの症状と予防法を説明できること。
  1)豚コレラ  2)日本脳炎  3)下痢  4)寄生虫による病気
(6)豚舎(25〜50頭収容)の設計図を書き、これに基づいて自分の考えを述べること。
(7)1頭以上の豚について、1ヶ月間の観察記録を資料とした飼育日誌を提出すること。

51.わら工章
(1)工作材料としてのわらの良否を見分ける要点を説明できること。
(2)手作業でわら縄をなえること。
(3)次のいずれか3種類について自作品を提示すること。
  1)むしろ  2)かます  3)米俵  4)わら草履  5)わらじ  6)わら靴  7)みの  8)しめ飾り
リンク情報
わら工章考査会 2000年12月24日に三島地区で行われた講習考査会の様子です。

52.スケート章
(1)スケートの歴史を簡単に説明すること。
(2)スケートの原理を述べ、スケート靴の選び方、はき方、およびブレードの手入れについて説明すること。
(3)次のスケート技術を実演すること。
  1)20mを10くらいのストロークで前進滑走し、ハの字型またはイの字型ストッピングで停止する。
  2)直径3mくらいの半円を正しくキャーリングする。
  3)直径5mくらいの半円を前進のクロッシングをする。
  4)前進からバックへのターン、バックから前進へのターンをする。
  5)片足でバックスケーティングをする。
(4)スピードスケート、フィギュアスケート、アイスホッケーの競技の概要を説明すること。
(5)スケートリンク(室内、屋外)で守るべきマナーおよび自然結氷の池や湖での注意事項、氷がわれて水中に落ちた時の処置について説明すること。
「日本スケート連盟プレーン・スケーティング・テストB級以上に合格しているものは、前記3の細目は合格とする。」

53.拳法章
(1)少林寺拳法、初段以上の試験に合格すること。
(2)現代の拳法の精神と目的について400字詰め原稿用紙5枚以内にまとめ、レポートを提出すること。

54.空手章
(1)全日本空手道連盟公認初段以上の試験に合格すること。
(2)現代の空手道の精神と目的について400字詰め原稿用紙5枚以内にまとめ、レポートを提出すること。

55.登山章
(1)世界およびわが国における登山の歴史について述べること。
(2)目的とする山を設定し、準備した20万分の1の地勢図および5万分の1または2万5千分の1の地形図を読んで、登山計画書を作成すること。
(3)ラジオ放送の気象通報によって天気図を作成すること。
(4)7月下旬・4泊5日・4人のパーティ・山小屋利用を条件とする北アルプス縦走の登山準備表、および食料計画書を作成して、その要点を説明すること。
(5)歩行技術の基本について説明し、尾根歩き、沢歩き、やぶこぎ、ガレ場、雪渓、岩場など危険な場所を通るときの注意を指摘すること。
(6)山小屋利用およびテント利用の生活で留意すべき点について述べ、不時露営の方法とすごし方を説明すること。
(7)山小屋利用の縦走登山(無雪期、中級山岳)5回以上を実施した経験を有すること。
(8)これまでの山岳遭難事故例を原因別にあげ、その予防と遭難時の処置について述べること。
(9)自然愛護の意義を知り、登山者として守るべき注意事項をあげて説明すること。
リンク情報
Outdoor Basic Technic http://www.venus.dti.ne.jp/~kazunari/index.htm
自分の足で歩くことを基本に道具選びから実践テクニックまで徹底的に網羅したオンラインマニュアルです。作者は「山と渓谷」の元記者でもあり、初心者にもわかりやすく解説されています。お薦めサイトです。

56.カヌー章
(1)水に足から飛びこみクロール、平泳ぎ、横泳ぎ等で約50m泳ぐことができること。
(2)カヌーの歴史および競技カヌーの種類について説明すること。
(3)カヌーの標準装備(カヤック1人乗り・カナディアン1人乗り)および付属品について名称をあげてその正しい用い方を説明すること。
(4)静水においてK1(カヤック1人乗り)またはC1(カナディアン1人乗り)を用いて次のことができること。
  1)カヌーの正しい運び方。
  2)桟橋(船台)を利用して艇に乗り降りする。
  3)45度傾いた艇においてバランスをとり復元する。
  4)正しいパドリングで50m直進し、停止する。
  5)基本パドリングのうち、基本漕ぎ(直進)、逆漕ぎ(逆進)、引き漕ぎ(引きよせ)操作ができる。
  6)転覆した艇から脱出し、艇をおこし、パドルを入れ桟橋(船台)、プールサイドに艇を移動して水を出す。
(5)カヌーの取り扱い、手入れおよび修理について説明すること。
(6)練習上の注意事項および安全について説明できること。
(7)次のことを説明すること。 
  1)カヌーイストとしてのマナーと心がけ
  2)レーシングカヌー(静水オリンピック種目)とスラローム、ワイルドウオター(渓流)の違い。
リンク情報
和知町カヌー場 http://web.kyoto-inet.or.jp/org/seinenbu/canoe.htm
国体のカヌー競技場にも使用された和知町のカヌー場です。
カヌー訓練 豊中第20団のカヌー訓練の報告です。

57.ヨット章
(1)水に足からとび込み、クロール、平泳ぎ、横泳ぎ等で約50m泳ぐことができること。
(2)帆走の原理について説明すること。
(3)ヨットを帆装別、および船体別に分類してその特長を述べること。また、自分が用いるヨットの各部の名称をあげて、その機能を説明すること。
(4)海難防止のための基本的な事項、および帆走前、帆走中において注意すべき事項について説明すること。
(5)仲間の協力を得て、次のことにより艇を帆走できることを示すこと。
  1)艇を艤装する。
  2)ヨット・ハーバーまたは砂浜より発艇する。
  3)ランニング、ビューティングおよびリーチングにより、指定されたコースを帆走する。
  4)タッキングおよびジャイビングにより方向転換する。
  5)艇を止めてアンカーを打つ。
  6)ヨット・ハーバーまたは砂浜にもどったときに、すべての用具を点検し格納する。
  7)転覆によって艇から転落した人を救助する。
  8)座礁および荒天の際にとるべき措置を説明する。
(6)次のことができること。
  1)次のロープ結びができ、その用途を説明する。
    スクエアーまたはリーフノット(本結び)、クラブヒッチ(巻き結び)、ツーハーフヒッチ(ふた結び)、もやい結び、8の字結び、ムアリングヒッチ(馬つなぎ)、ひとえつぎ、ショートスプライス
  2)ロープを巻きあげて、正しく収納する。
  3)ロープの端に索端止めをする。それが用いられる理由を説明する。
  4)ヨットに用いられるロープの種類と、それに用いられる繊維の種類、長所短所について述べる。
(7)ヨットとその用具を手入れし、年間を通じて保管する方法を説明すること。

58.アーチェリー章
(1)アーチェリーの安全ルールおよびエチケットについて説明できること。
(2)弓と矢について各部の名称、規格(弓の長さ、強さ、矢の長さ)を述べる。その他の用具(アームガード、クイバー、グラブあるいはフィンガータブなど)についても名称をあげ、使用法を実演できること。
(3)次のことができること。
  1)アーチェリー用具の手入れと保管
  2)弓に弦を張り、弦にノッキングポイントを作る。
  3)自分の矢に合う矢を6本作る。
  4)各種の矢について、その名称、用途、形状、材質などについて説明する
  5)各種の弓について、その名称、用途、特徴を説明する
  6)次の用語を説明する。
    カースト、ボウ、ウエイト、ドローレングス、ストリングハイトあるいはフィストミル、センターショット、アーチェリーパラドックス、スタビライザー
  7)スパインについて説明でき、自分の体格と弓に適合した矢を選ぶことができる。
4)基本的な射の各段階(射法8節)について説明し、実演する。
  主なエイミングの方法(サイト、ポイントオブエイム、ベアボウまたはインスティングティブエイム)およびアンカーの位置(ハイアンカー、ローアンカー、アパッチ射法)についても説明できること。
(5)アーチェリーの楽しみ方(ターゲット、フィールド、ゴルフ、フライト、ハンティングあるいはフィッシングなど)および競技種目2種以上のルール(ターゲット/FITAラウンド、フィールドラウンド、フリントラウンド、ハンタースラウンドなど)について説明できること。
(6)自分の目指す種目において、標準以上の成績をとること。
  ターゲット競技......30m、36射の合計200点以上(インドア18mでも可)を基準とする。
リンク情報
アーチェリー訓練 豊中20団の訓練風景です。神戸アーチェリークラブでの訓練。

59.オリエンテーリング章
(1)(8)読図章を有するか、またはその細目のすべてに合格すること。
(2)(1)オリエンテーリングの意義を説明し、その歴史について述べること。また、ポイントオリエンテーリングとスコアオリエンテーリングの違いを説明できること。
(3)次のことができること。
  1)磁針の偏差の意味を説明する。
  2)君が住んでいる地域の地形図に磁北線を引く。
  3)シルバコンパスにより、バックベアリング、クロスベアリングができる。

(6)バックベアリング、ワンツースリーができる。(実演)
(4)(3)コースの設定に必要な条件および注意事項について説明すること。
(5)都道府県オリエンテーリング委員会、クラブなどが主催するオリエンテーリング大会(少なくとも1つは個人の部に出場すること。他は「パーマネントコース」でもよい)3つ2つに参加し、コースを記入した使用地図のコピーに自分のとったコース(赤線で)、各ポスト間の所要時間を記入した資料をそえて、レポートを提出すること。
(6)(4)少なくとも5つのポストを有する2キロメートル以上の「ポイントオリエンテーリング」のコース、または制限時間を60分とする「スコアオリエンテーリング」のコースを考えて地図に記入し、「ポイント位置説明表」をそえて提出すること。
(7)オリエンテーリングの基本的な技術を班や隊で指導できること。
地図とコンパスの者型持ち方、正置サムリーディング、複歩による距離測定、1点確認法を班や隊で指導できる。
(8)(2)オリエンテーリングで守るべきエチケットを説明できること。口述またはレポート
リンク情報
オリエンテーリング西日本大会 こうなったらオリエンテーリング大会総ナメだ!兵庫県加美町へゴー!
緑地公園パークO またまたオリエンテーリングだ!今回も優勝を狙うぜ!
全日本OL大会 待ちに待ったオリエンテーリング大会だ!結果に驚くぜ!
雨の万博公園 根性のオリエンテーリングや!おやつもあるやん。
オリエンテーリング訓練 まずは小手調べ!地図とコンパスの初歩の初歩?

60.釣り章
(1)釣りを釣り方および釣り場所によって分類し、自分の得意とする釣りがどれに属するか、また、その理由について述べること。
(2)次のいずれか1つを選び、その釣り場で用いる釣り具、装備、釣り方、対象魚5種、ポイントおよび餌について説明し、その釣りを実演すること。
  1)砂浜の投げ釣り  2)防波堤からの陸釣り  3)船釣り  4)渓流釣り  5)清流釣り
(3)ルアーおよびフライを用いた釣りについて、釣り具(ロッド、リールなど)の代表的なものをあげ、各部の名称と、その手入れ法を説明すること。
(4)サオ、道糸、針などの仕掛けによらないで他の道具を用いるか、道具にたよらないで原始的な方法で魚をとらえることができること。
(5)適当な方法で魚2種をとらえて、それを見分けること。それらの1つはその場で放し、他の1つはきれいに調理したことを報告すること。
(6)釣りのモラル、釣り場の清掃、釣りに関連する法規、養殖、増殖など資源の保護、および釣りの安全確保について話すこと。
リンク情報
神戸市立海づり公園 はじめて釣りをするスカウトには海釣り公園が最適。

61.弓道章
(1)全日本弓道連盟、初段以上の試験に合格すること。
(2)現代の弓道の精神と目的について、400字詰め原稿用紙5枚以内にまとめ、レポートを提出すること。

62.エネルギー章
(1)第1次エネルギーの種類をあげ、その現状について説明すること。
(2)水力、火力および原子力による電気エネルギーの原理を知り、それぞれの長所短所について述べること。
(3)家庭を中心とした熱エネルギー(給湯、暖房など)についてその製造方法の概要と供給経路を知ること。
(4)ソーラーエネルギー(直接、間接)について説明すること。
(5)ソーラーエネルギーシステムなどエネルギーの簡易変換利用装置を製作し、その仕組みについて説明すること。
(6)原子力、風力、太陽、海洋、地熱、バイオガスなど未来におけるエネルギーの供給に関して自分の考えをまとめ、また実用的なものを調べて報告すること。
(7)君の家または町でみられるエネルギーの浪費の実例10、およびエネルギー利用による汚染があれば、事例5つをあげそれらをなくす提案をすること。
(8)「われわれはなぜエネルギー資源の保護、開発をするのか」について、隊や班で話す。

63.簿記章
(1)次に掲げる簿記検定試験のいずれか1つに合格すること。
  1)日本商工会議所主催の簿記検定3級
  2)財団法人全国商業高等学校協会主催の簿記実務検定2級
(2)決算書などを例示し、次のことを説明できること。
  1)流動資産と流動負債  2)引当金  3)営業外損益  4)固定資産と減価償却 5)付加価値または仕訳帳
リンク情報
日本商工会議所 http://www.cin.or.jp/exam/exam.html
社団法人全国経理学校協会 http://www.zenkei.org/index.html

64.茶道章
(1)茶道の起源および歴史を簡単に説明すること。
(2)真行草のお辞儀ができること。(立札をふくむ)
(3)茶室のふすまの開閉、席の出入れの仕方、歩き方を知ること。
(4)茶席の掛軸、活け花の拝見の仕方を知ること。
(5)お茶、お菓子の出し方、いただき方を知ること。
(6)道具の鑑賞の仕方、取り扱い方、保存法を知ること。
(7)茶道についてお客さまに簡単に説明すること。
(8)盆略点前ができること。
(9)野点ての設営方法を知ること。

65.書道章
(1)中国およびわが国における書の変遷と現代の書の動向について述べること。
(2)20字程度の漢字仮名まじり文を選び、楷書、行書および草書で書いた作品を提出すること。
(3)漢字(楷書)の基本点画を初心者に正しく指導できること。
(4)書写の用具、用材について一般的な知識を有し、その正しい取り扱いができること。
(5)古典または現代書家の作品について、表現効果、造形要素、制作の意図などの観点から鑑賞し、その感想を述べること。
(6)作品を2回以上展示会に出品した経験を有すること。
(7)団または地域社会の行事で使われる立看板、式次第などを作成すること。

66.コンピュータ章
<コンピュータ全般>
(1)次のことについて説明すること。
 1)コンピュータの歴史
  2)コンピュータの仕組みおよびハードウエアとソフトウエアの違いとその役割
  3)アナログコンピュータとデジタルコンピュータの違い
  4)超大型、大型、小型(ミニコンピュータ)、マイクロコンピュータの適用分野、用途
  5)10進法、2進法および16進法

・自分の持っているコンピューターもしくは、使用しているコンピューターの機種について、特徴をまとめる。(ネットワークに必要な周辺機器名とコンピューター用語も含む)
ハードウエアコンピューターについて
(2)次のこのができること。
  1)入力装置を4種類以上をあげて、その特徴について述べる。
  2)出力装置を4種類以上をあげて、その特徴について述べる。
<ソフトウエア>
  1)オペレーティングシステムについて説明する。
  2)プログラムの言語を5種類あげ、その内3種類の言語についてその用途を説明する。
  3)コンパイラーにおけるソースプログラムとオブジェクトプログラムについて説明する。
削除予定
(4)次の2つの問題のフローチャートを書いてプログラムを作り、コンピュータに入力(インプット)し、実行(ラン)させ、答えを出力(アウトプット)することができる。また、できあがったプログラムを保管(ストアー)し、再利用(リラン)することができること。
  1)1から100までの整数の和を求める。
  2)最近5回の隊集会の個人別と全体の出席率を参算出する。
<コンピュータ用語>
(5)次のことを説明できること。
  メモリ、ビット、バイト、アドレス、レジスター、チャンネル、サブルーチン、ストラクチャードプログラム、データベース、オフライン、オンライン、タイムシェアリング、パケット交換、光ファイバー、INS、キャプテンシステム、ワードプロセッサー、モデム、テレコミュニケーション

ウインドウズNT(2000)等を使って、HTML等を使って自分の紹介ホームページを作成す。(名前、趣味、その他で5種以上)
<コンピュータと人間生活>
(6)コンピュータは多くの分野で用いられているが、コンピュータの利用と人間生活との関連を述べること。
リンク情報
豊中商工会議所 http://www.ooaana.or.jp/index.html

67.文化財保護章
(1)文化財保護法に規定する「文化財」の意味を知り、それを保護する必要について述べること。説明すること。
(2)自分の地域内(市町村)で国、都道府県および市町村によって指定されている文化財をリストアップし、歴史博物館等で実際に調べ、その概要について説明すること。
(3)次の4つのうちから1つを選び、それができること。
 1)有形文化財
  イ 建造物、絵画、彫刻、工芸品のいずれかの部門を選び自分の県内におけるその部門の重要文化財を実地調査し、レポートを提出する。
 2)史跡
  イ 自分の地域内における史跡をいくつかを訪問し、それに関する史実を調べて、それぞれの時代に与えた影響について述べる。
 3)天然記念物
  イ 特別天然記念物の名称5つをあげ、それについて説明する。
  ウ 自分の県内における国の天然記念物の名称をあげ、その所在地、特徴などについて説明する。
 ハ 天然記念物の保護について奉仕した経験を有する。削除予定
 4)埋蔵文化財
  イ 縄文、弥生、古墳各時代の土器および縄文、弥生各時代の石器の特徴について知っている。
  ロ 古墳時代各期の古墳の特徴と古墳各部の名称を知っている。
 ハ 縄文、弥生、古墳時代に関連した調査研究を行うか、または考古学術調査の発掘作業に参加して、それを報告する。削除予定
(4)自分の地域における各種の文化財により、「歴史の道」を設定し、その案内書を作成すること。
地形図等を参考に昔と今の違いをまとめレポートを提出する。

68.伝統芸能章
(1)自分の地域において継承、保存されている民俗芸能(*)をあげその内容、由来、特徴などについて説明すること。
(2)自分の地域の民俗芸能のうち1つを選び、それを演ずることができ、その保存に参加していること。
* その地方の社会一般の人々により伝承されている習俗としての芸能で、いわゆる各地方の年中行事を含む。

69.手話章
(1)聴覚障害者が社会生活を営む上で生じるハンディキャップを4つ以上をあげ、それを改善する方法について述べること。
(2)耳栓等を用い、ろう、難聴の状態で1時間勉強する、テレビを見る、家の近くで用事をするなど日常生活をしておこった問題、その対応などについて体験を報告すること。
(3)手話の特徴、構造および表現様式について説明すること。
(4)日常の交際または偶然の機会に聴覚障害者と手話で会話し、その時の状況、話題、感想などを簡単に報告すること。
(5)手話通訳(口話も含む)にあたっての姿勢(心がまえ)について説明すること。
(6)聴覚障害者の福祉について、自分が今後なにをしようとしているか考えを示すこと。
リンク情報
矢嶋ゼミホームページ http://www.ksc.ac.jp/syuwa/syoukai.htm
動画による手話の紹介サイトです。

70.パワーボード章
(1)4級小型船舶操縦士免許を取得すること。
(2)海上衝突予防法について述べ、2つ以上の事例について各船のとるべき処置を述べること。
(3)海難防止の処置について設問に答えること。
(4)他船を曳航して最寄りの港に入港すること。
(5)船長として10海里以上の航海を行い、その記録を提出すること。
(6)水に足から飛び込み、クロール、平泳ぎ、横泳ぎ等で約50m泳ぐことができる。

71.点字章
(1)視覚障害者が社会生活を営む上で生じるハンディキャップを4つ以上あげ、それを改善する方法について述べること。
(2)アイマスクを用い、全盲状態で次の1)2)の体験をすること。
  1)家の中で、日常生活をする。
  2)安全確保のための補助者を伴い買い物に行く。
(3)点字の五十音(清音、濁音、半濁音、拗音、長音を含む)を覚え、点字板を使って7日以上の日記または隊キャンプ等の活動の記録を書く(打つ)こと。
(4)視覚障害者の福祉について、自分が今後何をしようとしてるか考えを示すこと。
 
72.介護章 介護章を「弱者援助章」(仮称)と「家庭介護章」(仮称)に分割予定
(1)各種障害について正しい基礎知識を持ち、簡単に説明すること。
(2)次に掲げる介護を正しく行えること。
  1)車いす利用者を段差、階段等において安全に導き、バスやタクシーの乗降を補助する。
  2)白杖利用者のサインを知り、道路、駅、店等において安全に誘導する。
  3)聴覚障害者に30分以上の会合の内容を正しく伝達する。
  4)障害児、者の食事について、適切な介護をする。
(3)障害児、者とキャンプハイキングなどを共にする場合の必要な介護について述べること。
(4)障害児、者への奉仕活動、または、交流に参加し、そのときの状況、話題、感想などを隊長に報告すること。
(5)障害児、者とともに生きる社会を作っていくために、自分がなしうることについて考えをまとめ提出すること。
 
73.弱者援助章(仮称)
(1)社会的弱者に付いて正しい基礎知識を持ち、簡単に説明すること。
(2)次に掲げる援助を正しく行えること。
1)車いす利用者を段差、階段等において安全に導き、バスやタクシーの乗降を補助する。
2)白杖利用者のサインを知り、道路、駅、店等において安全に誘導する。
3)視聴覚障害者に会合の内容をいろいろな方法を使って、伝達することができる。
4)社会的弱者の食事について、適切な介護をする。
(3)社会的弱者の集いなどを共にする場合の必要な援助について述べること。
(4)社会的弱者への奉仕活動、または、キャンプやハイキング等に参加し、そのときの状況、話題、感想などを隊長に報告すること。
(5)社会的弱者と共に生きる社会を作っていくために、自分がなしうることについて考えをまとめ提出すること。
 
74.家庭介護章(仮称)
(1)ボーイスカウト家庭介護章講習会もしくは、それに準じる介護法講習会を修了し、合格すること。
(2)家庭における病人(老人)の介護について説明ができること。
1)体の動かし方
2)体の清潔の保ち方
3)薬と食事について
(3)キャンプで救護係を通算3日以上担当した経験を有すること。(救急章と看護章との共通細目とする)

《参考》ボーイスカウト家庭介護法講習会細目
1.病人を楽に寝かせる。(現行看護法講習会細目から移行)
1)病人の動かし方 (2)寝室や寝具の条件 (3)寝床の作り方 (4)排泄の世話の仕方 (5)介護者の注意
2.病人の体をきれいな身じまいよく寝かせる。(現行看護法講習会細目から移行)
1)体の拭き方 2)寝間着の着替え方 3)シーツの換え方 4)口腔内の清潔の保ち方 5)髪の手入れの仕方
3.病人の薬と食事。(現行看護法講習会細目から移行)
1)病人の食事について 2)食事の進め方 3)家庭の常備薬 4)薬についての知識