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携帯用ハンガー

スカウト指導者なら、活動中の制服には気を使いますよね。夏場などは、活動着に着替えて、制服にシワや汚れがつかないように気を配ります。
で、ちょっと脱いだ制服はどこへ置く?そう、ハンガーがあればとても便利ですよね。でも、持ち歩くとなると携帯用でなければ邪魔になる!
それで、今まで市販の携帯用ハンガーを愛用してました。ところが、どこかへ紛失してしまいました。困った!
ワイヤーハンガー(針金のハンガー)を折り曲げてザックにいれるのもちょっと...。それならと、自作してみました。

■用意した材料は次のとおり。(ホームセンターで購入。予算は千円以内。

  1. 真ちゅうパイプ(5mm) 1m 1本 (約300円)
  2. 真ちゅうパイプ(7mm) 1m 1本 (約400円)
  3. ヒモ止め 1個 (余りものだったので値段はわからない)
  4. ヒモ 1mくらい。 (家にあったヒモ)
  5. セロテープ 適当 (家にあったセロテープ)
 
携帯用ハンガー
材料

■材料を加工する(切断するのに30分)
アルミ製のパイプでもよかったんですが、力をいれると曲がりそうだったので「真ちゅう製」にしました。
まず、パイプを加工しました。
5mmのパイプを18cmの長さにして3本。(写真中の斜めにしたパイプ)
7mmのパイプを20cmの長さにして1本。(写真左の長いパイプ)
ヒモ止めは、服や袋についているバネ入りのヒモ止めです。(写真右)
パイプは長いほうが大きなハンガーになりますが、携帯性には劣ります。最小でも15cmくらいまででしょう。

とりあえず完成したハンガー

■ ヒモを通す(約10分)
2等辺三角形になるようにヒモを通していきます。
ヒモを通す順番です。
1)5mmのパイプに通す。(1本目)
2)次に7mmのパイプに通す。
3)そのまま、残りの2本の5mmのパイプに通す。
4)最初のヒモと最後のヒモをあわせて、ヒモ止めに通す。
これでほぼ完成です。

携帯用ハンガーの組み立て

■ ちょっと工夫 (テープを巻くのに2分)
2等辺三角形の底辺の部分は、7mmのパイプに5mmのパイプを通すことで完成します。
しかし、そのままでは、ずるずるとパイプが入ってしまいます。
そこで、セロテープで5mmパイプの適当なところにグルグル巻いて、それ以上パイプが入らないようにしました。
ここは、好みで適当に調整してみてください。

携帯用ハンガーの完成図

■ 完成したぞ
最初は仰角を30度で計算したんですが、それでは二等辺三角形が大きくなりすぎて、両肩にあたるところが狭くなります。
また、そのままでは、ヒモ止めのところがズルズル抜けてしまう
それで、バネ入りのヒモ止めでギュッと締めるようにして止めます。(これが私の考えた方法)
(写真は仰角20度くらい)

携帯用ハンガーの大きさ

■ 折りたたんでみると
こんな感じです。コンパクトでしょ。
もうちょっと工夫したら、携帯用ハンガーが2つ作れたかもしれません。
制服を吊ってみましたが、まずまず。これをザックにいれて活動に出てます。
みなさんもひとついかがですか?