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ウォッグル(Woggle)

ボーイスカウトの指導者ならおなじみのウォッグル。
20団の大先輩から、自分流のウォッグルにこだわってみては?とアドバイスされました。 教わった秘伝の技で、ウォッグルを自分流に染めてみました。
永年愛用しているウォッグルを染めるのはとても勇気がいりましたが、結果は大満足。
クラフトではありませんが、参考までに私の作品を紹介します。
ウォッグル とは
ボーイスカウトでは、ウッドバッジ研修所といって、指導者講習会を修了したものが、隊指導者としてスカウトの訓練や隊運営の基本的方法を習得することを目的に開設されます。
研修所は、参加者が事前に自由な時間に取り組む「課題研修」と、3泊4日のキャンプ生活による学習の「基本訓練」からなっています。
この2段階の研修を履修すると、研修所修了のしるしとしてウォッグルが着用できます。ウォッグルとは、英語でWoggle。ボーイスカウトのネッカチーフを通す革の環のことです。

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ウォッグル(Woggle)
未使用のウォッグル

これが未使用のウォッグルです。もちろん市販されていません。
私がベンチャー課程を修了したときにいただいたものです。(VS大阪14期)
最初は革もごわごわしていて、色も明るい茶色ですが、使い込むうちにだんだん褐色に変色します。
真新しいウォッグルをつけたときは、何度もウォッグルを落してしまいました。革が固いので、細く巻いたチーフを通すと、ストンとウォッグルが落ちてしまうのです。そのため、タコ糸を通して、首からぶら下げていました。

黒檀色に染色したウォッグル

上のウォッグルを黒檀色(エボニー)になるように染めてみたものです。
どうやったら正式な黒檀色になるのか試行錯誤を繰り返して、ようやくこの色になりました。
染色方法は、秘伝の技ゆえに非公開。(すみません。教わった方から固く口止めされていますんで)
でも、秘伝の技でなくても、市販の革染色剤で十分だと思います。(市価500円程度。)
(参考:インターネットクラフト染料)
さらに染色後にコーティング剤を塗布しました。(市価300円程度)
まずまず重厚な仕上がりになりました。(私の予備のウォッグルです)

5年間使用したウォッグルを紫檀色に染めたもの

私が5年間愛用しているウォッグル(ボーイ課程で授与されたもの)
上記の作品に自信を得て、秘伝の技で紫檀色に染めました。5年の間に茶褐色に変色していたのですが、ところどころ革がはげてきました。
私は気品ある美しい光沢の紫檀の色が好きです。ウォッグルの色ともあうのではないかと思いこの色に決めました。
出来上がりは想像していた通り、美しい光沢のあるウォッグルとなりました。(大満足!)
これだけでは、もったいないので、タコ糸の代わりに革ヒモ(70cm 市価220円)をつけて、その先を金色のヒモ止め(市価180円)で仕上げました。